パーソルグループが「Business for Marriage Equality」に賛同
人材サービス大手であるパーソルホールディングスが、同性婚の法制化を目指す企業キャンペーン「Business for Marriage Equality(BME)」に賛同したと発表しました。

パーソルグループは「はたらいて、笑おう。」というグループビジョンを掲げていますが、このビジョンを実現するためには、どのような人であっても安心して働き、能力を発揮できる環境が不可欠だと考えているのでしょうね。私もそう思います。誰もが自分らしくいられる場所でこそ、最高のパフォーマンスが生まれるのではないでしょうか。
「Business for Marriage Equality」とは
この「Business for Marriage Equality」は、日本で活動する3つの非営利団体、公益社団法人 Marriage For All Japan、NPO法人 LGBTQとアライのための法律家ネットワーク、認定NPO法人 虹色ダイバーシティが共同で運営しているキャンペーンです。
婚姻の平等、すなわち同性婚の法制化に賛同する企業を可視化することで、社会全体の意識変革を促すことを目的としています。2020年11月に始まり、2026年8月10日時点で、すでに712もの企業・団体が賛同を表明しているとのこと。これだけの企業が声を上げているというのは、社会が確実に変化している証だと感じます。多くの人々が、多様な生き方を尊重する社会を求めているのですね。
パーソルグループも、性的指向や性自認、性表現に関わらず、一人ひとりが安心して働き、自らの能力を発揮できる環境づくりを推進してきました。しかし、同性カップルが婚姻制度を利用できないことで、福利厚生やライフイベントにおいて不利益が生じる場面があるのも事実です。BMEが目指す「誰もが平等に結婚という選択肢を持てる社会」は、パーソルグループが目指す「誰もが自分らしくはたらける社会」と方向性を同じくするものであり、今回の賛同は自然な流れだと言えるでしょう。
パーソルグループのLGBTQ+に関する取り組み
パーソルグループは、2019年より「Diversity, Equity & Inclusion(DEI)」ポリシーを掲げ、多様性を尊重する取り組みを積極的に進めています。具体的な取り組みとしては、以下のようなものがあります。
-
社内LGBTQ+アライコミュニティの発足
-
一部グループ企業での事実・同性パートナーシップに係る福利厚生制度の先行導入
-
サービス利用時の性別登録の任意化(パーソルダイバース、パーソルキャリア)
-
LGBTQ+に関する研修資料の無償公開、イベント・セミナーの実施
そして2025年4月には、グループ横断でLGBTQ+の社員を対象とした社内制度や支援を拡充しました。
-
同性パートナーシップに係る福利厚生制度導入企業の拡大
-
戸籍名と異なる通称名の利用
-
LGBTQ+専門の相談窓口設置
これらの取り組みは、性的マイノリティの当事者であっても非当事者であっても、誰もが「はたらいて、笑おう。」を実感できる社会の実現を目指すものです。私たちが普段何気なく享受している制度が、ある人にとっては利用できないという状況は、想像以上に不便や困難を伴うことでしょう。このような制度の拡充は、本当に大切な一歩だと感じます。
-
パーソルグループ、LGBTQ+当事者を対象とした社内制度・支援を拡充(2025年3月31日プレスリリース): https://www.persol-group.co.jp/news/20250331_01/
-
パーソルグループのDEIの取り組みについて:https://www.persol-group.co.jp/sustainability/social/diversity/
さらに、LGBTQ+に関する取り組み評価指標である「PRIDE指標2025」において、パーソルダイバーズがゴールドを6年連続で受賞したほか、パーソルキャリアがシルバー、パーソルホールディングスとパーソルテンプスタッフがブロンズを受賞するなど、高い評価を得ています。これは、グループ全体でDEIへの意識が高く、具体的な行動が伴っていることの表れではないでしょうか。
パーソルグループは、これからも一人ひとりが輝ける未来に向けて、「はたらく」を通じてすべての方を応援していく姿勢を示しています。多様な人々が互いを尊重し、それぞれの個性や能力を最大限に発揮できる社会は、きっと私たち全員にとって、より豊かで幸福な社会につながるはずです。
皆さんも、身近なところから多様性について考えてみてはいかがでしょうか。それでは、また次の記事でお会いしましょう。賢作でした。


