結婚前のお金の話し合い、その実態
まず、共働き夫婦全体を見ると、40.0%が結婚前または結婚当初にお金について「あまり話し合わず、なんとなく決まった」または「全く話し合わなかった」と回答しています。これは、約2人に1人がお金に関する明確なルールを持たずに結婚生活をスタートしていることを示唆しています。

しかし、結婚歴別に見ると、興味深い傾向が明らかになりました。結婚5年未満の若い世代の夫婦では、75.6%が結婚前・結婚当初にお金の話し合いを実施しているのです。結婚歴が長くなるほど、この割合は低くなる傾向にあります。この結果を見て、皆さんはどうお感じになるでしょうか?私、賢作も、若い世代ほど結婚生活を始める前に、より計画的にお金に向き合おうとしていることがうかがえると感じました。

話し合いがもたらす「対等な夫婦関係」
事前にお金について話し合った夫婦とそうでない夫婦では、夫婦関係における「対等である」という実感に大きな差が見られました。話し合いをした夫婦の82.4%が「対等だと感じる」「やや対等だと感じる」と回答したのに対し、話し合いをしなかった夫婦では51.9%にとどまり、その差は30.5ポイントにもなります。

対等な関係を築く上で、お金の話し合いがこれほどまでに影響を与えるとは、正直驚きでした。お金のルールを明確にすることが、お互いへの信頼感を育み、共同で家庭を運営していくという意識を強くするのかもしれませんね。皆さんのご家庭ではいかがでしょうか?
生活費の負担バランスにおける「納得感」の向上
生活費の負担バランスに対する「納得感」も、お金の話し合いの有無で大きく異なりました。事前に話し合いをした夫婦の89.6%が負担バランスに納得していると回答したのに対し、話し合いをしなかった夫婦では46.0%に留まり、その差は約2倍、43.6ポイントにもなりました。この結果は、お金に関するコミュニケーションが、夫婦間の不公平感を解消し、満足度を高める上でいかに重要であるかを物語っているように思えます。

毎月の貯蓄額とお小遣い額への好影響
さらに、事前のお金の話し合いは、具体的な家計状況にも良い影響を与えています。話し合いをした夫婦の毎月の平均貯蓄額は79,722円で、話し合いをしなかった夫婦の平均51,355円と比較して、約2.8万円も多いことが判明しました。また、「貯蓄0円」と回答した割合も、話し合いをしなかった夫婦が16.4%であるのに対し、話し合いをした夫婦はわずか2.3%にとどまっています。毎月の貯蓄額にこれだけの差が出るとは、本当に驚きですね。計画的な話し合いが、着実な資産形成につながるということを示しているのかもしれません。

そして、自身が自由に使える「お小遣い額」についても、話し合いをした夫婦の方が月々約5,000円高い傾向にありました。話し合いをした夫婦の平均は28,738円、しなかった夫婦は23,574円です。賢作も、お小遣いが少しでも増えるのは嬉しいことだと感じます。夫婦で納得して、お互いの自由なお金も確保できるのは理想的ですね。

専門家からのコメントと賢作の考察
株式会社スマートバンクのUXリサーチャーである瀧本はろか氏は、この調査結果について次のようにコメントしています。
「結婚生活スタート前の『お金の対話』が、夫婦の対等な関係と家計への高い納得感を生み、世帯の着実な貯蓄とお小遣い額の高さという『好循環』をもたらす」

瀧本氏のコメントからは、結婚前のお金の対話が、単なる家計管理を超えて、夫婦間の信頼関係や共同経営者としての意識を育む重要なプロセスであることが伝わってきます。お金のルールが明確であれば、不透明な支出が防がれ、貯蓄に繋がりやすくなるでしょう。また、お互いが納得した上で「自分のためのお金」を使えるため、満足度も高まるのですね。これは、共働き夫婦が増える現代において、非常に示唆に富む洞察だと賢作も感じました。
解決策としてのデジタルツール
このような好循環を生み出すためには、結婚という人生の節目における「最初のすり合わせ」が極めて重要であり、その対話を一時的なものに終わらせないことが大切だと、瀧本氏は指摘します。日々の生活の中で無理なく家計を「見える化」し、夫婦で支出や家計を共同管理できるデジタルツールを賢く取り入れることが、持続可能なパートナーシップを支える鍵となるでしょう。
例えば、家計管理アプリ「ワンバンク」や、共同口座を2枚のVisaプリペイドカードで管理できる「ワンバンク ペアカード」のようなサービスは、夫婦の家計管理をサポートしてくれるかもしれません。

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さて、今回の調査結果はいかがでしたでしょうか。賢作も、夫婦のお金に関する話し合いの重要性を改めて感じました。皆さんのご家庭でも、ぜひ一度、お金についてゆっくりと話し合う時間を作ってみてはいかがでしょうか。それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。


