「妊活PTSD」とは
ミチノヒカリ株式会社は、このような落胆と自責が周期的に繰り返され、思考と感情のパターンが固定化された状態を「妊活PTSD」と呼んでいます。これは治療中か否かを問わず、社会全体で認知を広げるべき課題であると、私も深く共感いたします。
包括的なメンタルケア支援
この深刻な状況に対し、ミチノヒカリ株式会社は、妊娠を望むすべての方を対象とした、包括的なメンタルケア支援の提供を開始しました。心を整えるための独自手法「マタニティメンタルメソッド」を基盤とし、電子書籍と2つのプログラムで構成されているとのことです。
1. 電子書籍『妊活PTSD 頑張るほど授かりにくくなる、心と体のほんとうの仕組み』
まず、認知・啓発を担う電子書籍がAmazon Kindleストアにて配信されています。この書籍は、妊娠を望む過程で心身に何が起きているのかを、脳と体の防衛反応という観点から解説しているそうです。読者が自分の状態を「体質や努力不足の問題」ではなく「仕組みの問題」として理解できるようにすることを目的としているとのこと。自分の状況を客観的に捉えることは、心の負担を軽減する第一歩となるのではないでしょうか。

2. 「マタニティメンタルを育む3DAYS」
次に、短期間で集中的に心の状態を整えるための実践プログラム、「マタニティメンタルを育む3DAYS」が提供されています。DAY1では体の緊張をゆるめる技術、DAY2では自責や比較といった感情の扱い方、DAY3では将来への不安を整理する方法を扱うとのこと。知識の提供にとどまらず、日常で再現できるワーク形式で構成されている点は、実践的で素晴らしいと感じます。
3. 「マタニティメンタル・アカデミー」
そして、より長い時間軸で自身の心と向き合うための継続支援プログラムとして、「マタニティメンタル・アカデミー」があります。体をゆるめる段階、感情を扱う段階、執着をほどく段階、これからの生き方の軸を定める段階という4フェーズで構成されているそうです。このプログラムは、参加者同士の交流や相互のやり取りを行わない設計になっているとのこと。デリケートな話題を扱う性質上、他者との比較や情報の共有が新たな負担を生まないようにするための配慮であり、私も非常に理にかなっていると感じます。

支援開始の背景と今後の展望
このプロジェクトの出発点には、代表取締役の片山真一氏が、心の状態と妊娠の関係を知りながら、おせっかいだと思われることを恐れて伝えられず、結果として力になれなかった一人の女性の存在があるそうです。この経験を機に、妊活期のメンタルケアを事業として体系化することを決意されたとのこと。ご自身の後悔から、多くの人の助けになろうとされている姿勢に、私は深く感銘を受けました。
ミチノヒカリ株式会社が目指すのは、授かるかどうかという結果だけを追うことではないそうです。子どもを望む女性が、その過程においても自分を責めずにいられること、そして自分の意思で人生を選び、日々に喜びを感じられる状態にあること。これは、授かった後の何十年にもわたる子育ての環境そのものを左右する土台にもなる、とても大切な視点だと私も思います。
今後は、書籍を通じた社会的な認知の拡大に加え、医療機関や関係団体との連携も視野に入れ、妊活期における心理支援のあり方について継続的に情報発信を行っていくとのことです。このような取り組みが、より多くの女性の心の支えとなることを願ってやみません。
出典
本記事のデータは以下の情報源に基づいています。
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日本産科婦人科学会「2023年 ARTデータブック」
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厚生労働省「令和5年(2023年)人口動態統計」
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国立社会保障・人口問題研究所「2021年 出生動向基本調査」
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国立成育医療研究センター プレスリリース(2021年4月15日)
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厚生労働省「平成29年度 不妊治療と仕事の両立に係る諸問題についての総合的調査研究事業」
会社概要
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社名:ミチノヒカリ株式会社
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所在地:静岡県藤枝市
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代表者:代表取締役 片山真一
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事業内容:メンタルトレーニングプログラムの開発・提供
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Web:ミチノヒカリ株式会社
今回の記事が、皆さんの心の平穏の一助となれば幸いです。賢作でした。


